瀞八丁

  • 和歌山県新宮市
  • 自然・景勝 | 峡谷・漢流
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和歌山・奈良・三重の県境が接する地点に位置する瀞八丁は、熊野川の支流である北山川が、長い年月をかけて周囲の岩山を削り取って形成した「瀞峡(どろきょう)」の中でも、とりわけ美しい景観を誇るエリアです。約1.2キロメートルにわたって続くこの峡谷は、流れがほとんど感じられないほど深く穏やかな水面を湛えて…

和歌山・奈良・三重の県境が接する地点に位置する瀞八丁は、熊野川の支流である北山川が、長い年月をかけて周囲の岩山を削り取って形成した「瀞峡(どろきょう)」の中でも、とりわけ美しい景観を誇るエリアです。約1.2キロメートルにわたって続くこの峡谷は、流れがほとんど感じられないほど深く穏やかな水面を湛えており、その神秘的なコバルトブルーの色彩は、訪れる人々を別世界へと誘います。

両岸を見上げれば、数千年の風雨が刻み込んだ「亀岩」や「烏帽子岩」といった奇岩・巨岩が屏風のように立ち並び、まさに自然が長い時間をかけて完成させた壮大な野外彫刻のようです。この圧倒的な迫力を体感するなら、川面を滑るように進む「ウォータージェット船」や、昔ながらの「川舟」での観光が欠かせません。水上から見上げる断崖絶壁は迫力満点で、水面に映り込む周囲の原生林や岩肌が、景色をさらにドラマチックに演出します。

近年では、峡谷を見下ろす高台にある古い旅館を改装したカフェで、絶景を眺めながら静かな時間を過ごす旅も人気を集めています。春には岩肌に咲くツツジ、夏には眩しい新緑、秋には全山を彩る紅葉、そして冬には墨絵のような雪景色と、四季折々の表情はどれも一幅の絵画のように完璧な美しさです。

都会の喧騒から遠く離れた、紀伊半島の奥深く。静寂と巨岩が支配する瀞八丁で、自然の驚異が生み出した静かなる美しさに包まれ、心身を解き放つ贅沢なひとときを過ごしてみませんか。

基本情報

特別名勝 yes
住所 〒630-8013和歌山県新宮市熊野川町玉置口8-1 奈良県吉野郡十津川村神下 三重県熊野市紀和町
アクセス ・熊野大泊IC ⇒ 車(約50分) ・上富田IC ⇒ 車(約90分)
公式サイト https://dorokyo.info/